大会長挨拶

第73回日本口腔科学会 中国・四国地方部会 大会長三宅 実

香川大学医学部歯科口腔外科学講座 教授
第73回NPO法人日本口腔科学会中国・四国地方部会
大会長 三宅 実

「口腔科学が拓く医療の新時代」

このたび、第73回NPO法人日本口腔科学会中国四国地方会の大会長を拝命いたしました。歴史と伝統ある本地方会を担当させていただくことに、大きな責任を感じるとともに、身の引き締まる思いでございます。

本大会のテーマは、「口腔科学が拓く医療の新時代」といたしました。近年、周術期口腔機能管理や口腔機能低下症への対応、在宅医療や地域包括ケアへの参画など、口腔外科領域にとどまらず、口腔科学が果たす役割は急速に広がっています。口腔の健康が全身の健康に深く関わることが広く認識されるようになり、私たちに求められる視点も、従来の専門領域を越えて、医科歯科連携や多職種連携を含めた、より包括的な医療へと進化しています。

口腔科学は、診断・治療技術の進歩のみならず、患者さんの生活の質や社会復帰を支える学問として、今まさに新たな段階に入っています。本大会が、基礎から臨床、教育、地域医療に至るまで、さまざまな立場の先生方が一堂に会し、活発な議論を通じて新たな視点と連携の可能性を見出す場となることを願っております。また、本地方会は若手研究者や臨床家にとって貴重な発表と交流の機会でもあります。本大会が、次世代を担う皆さまにとって刺激と学びに満ちた場となり、口腔科学のさらなる発展につながることを期待しております。

多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。高松にてお迎えできますことを楽しみにしております。

香川大学医学部歯科口腔外科学
三宅 実 拝